花より団子
アーカイブ日記 2005年4月9日
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みなさん、こんにちわ。東京は桜が満開で少し散り始めています。みなさんのところはいかがですか。吉田兼好が記した『徒然草』の第百三十七段に、
花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは。雨に対ひて月を恋ひ、垂れこめて春の行衛知らぬも、なほ、あはれに情深し。咲きぬべきほどの梢、散り萎れたる庭などこそ、見所多けれ。歌の詞書にも、「花見にまかれりけるに、早く散り過ぎにければ」とも、「障る事ありてまからで」なども書けるは、「花を見て」と言へるに劣れる事かは。花の散り、月の傾くを慕ふ習ひはさる事なれど、殊にかたくななる人ぞ、「この枝、かの枝散りにけり。今は見所なし」などは言ふめる。
と書かれたくだりがあります。満開の桜はもちろん美しいですが、散りゆく桜にも興趣はかきたてられるものです。確かに、散りゆく桜は雪みたいで風情があって美しいですよね。
ということで、みさとは、カノンちゃん(小学生からの幼なじみ)、みさきちゃん(高校時代のクラスメート)、琴ちゃん(バイト先のパン屋さんで知り合った美少女)と4人でお花見をしてきました。
いっぱい、お花見客が来ていて、それはそれは、のどかで春うらら・・・て感じで美しかったです。大きな桜の木の下に、シートを敷いて陣取りました。近くには幼い子や子供を連れたお母さんたちが、おいしそうなお弁当を持参して楽しげに語らっていました。
みさとたちも負けずにお弁当を各自で持参して、ポトラックパーティーをしました。お寿司、ハンバーガー、お花見弁当・・・・etc
みさき:「みさと、ほんとに桜って綺麗だよね」
みさと:「うん、ソメイヨシノは白い花だけど満開になるととっても綺麗だね」
カノン:「ほら、向こうに見えるピンクの桜はしだれ桜っていうんだよ。柳の木みたいに垂れてるでしょ」
みさき:「うん、ほんとだね。柳の木みたいに垂れていて、桃色の花がすっごく綺麗だもんね」
琴:「琴のおばあちゃんの家は田舎にあるけど、やっぱりしだれ桜が綺麗だよ」
みさと:「でも、桜の季節というとなんといっても、ピカピカの新入生ってイメージだよね」
カノン:「そうだよね。桜&新入生ってイメするよね」
琴:「うちらはみんな大学生だし、学校も始まってこれからが楽しいよね」
みさと:「みさき、そんなに欲張って食べてちゃ、花より団子っていわれちゃうよ」
みさき:「花よりタンゴってなんですか?みさと・・・」
カノン:「みさき、花より団子だよ・・・・団子(ダンゴ)」
みさと:「芸術よりも食い気の方が優先するということだよ」
みさき:「そっかー。みさきは食い気の方が気になるの。このお寿司おいしいね」
琴:「琴は食い気より、色気の方が気になるなー。女子大生になると・・・・」
みさと:「琴は美人だから、やっぱり、色気だよねぇ」
カノン:「みさとは色気より、エロ気じゃないの?笑」
みさと:「春は発情しやすいから、みさとはエロ気かも・・・・」
カノン:「じゃ、今日もお花見、終わったら、4人で発情しちゃおうか?笑」
みさき:「あ、徒然日記で読んだけど、この間、みさととカノンでピンク映画行ったんでしょ」
みさと「うん、行ったよ。ハードレズビアン クイック&ディープ」
みさと:「すごく興奮しちゃったよ。みさきも行きたいの?」
みさき:「うん、一度行ってみたいよ。なんかドキドキしちゃうけど」
カノン:「じゃ、今度、内緒で4人で行ってみようか?」
琴:「琴も見てみたいなぁ。ビアン映画」
みさと:「ビアン映画は見てると、ヌレヌレになっちゃうよ・・・みさき」
みさき:「話聞いてるだけで、もうあそこがムズムズしてきちゃったよ」
カノン:「もう、濡れてきちゃったんじゃないの?みさき・・・」
みさき:「まだ、濡れてないよー・・・・」
琴:「ほんとは濡れてるんでしょ・・・みさき。触って確かめちゃおうかなぁ?」
みさき:「これじゃ、花よりエロ談義だね。笑」
こうして、おしゃべり4人娘は桜の下で止めどもない話に夢中になったのでした・・・お花見を終わって4人はカノンちゃんの豪邸に行きました。みさと&みさき、カノン&琴のペアーでダブルビアン、最後は4人で萌えました。
つづきはまた次回にね。