マルチメディアカフェ②
みさとは既にトランス状態にあった。こうなったら理性では抑えきれない。自分の中の願望が独りよがりを始める。その状態を感じ取ったのだろう、男は2人の男性に「触っていいですよ」と言った。
パーカーの男性がゆっくりと股間に手を伸ばして来た。同時にボーダーの男性に目配せをしたように見えた。ボーダーの男性は立ち上がり、少し汗ばんだ手でみさとのオッパイをまさぐった。どうやらパーカーの男性がリーダー格のようだ。
パーカーの男性は的確にみさとのクリトリスを刺激した。時折ビクッとするみさとの反応を確かめながら、敏感な部分を探り当てている。彼女がいるのだろうか。この人は経験があるに違いない。
一方、ボーダーの男性は闇雲にオッパイを掴んでいる。どうしたらいいのか戸惑っているように見える。彼に対する童貞疑惑は益々深くなった。だとしたら、彼の童貞を奪いたい。若い男の子の童貞を奪うのもみさとの願望のひとつなのだ。そのチャンスが近づいているような気がした。
「パンティー脱いじゃおうか」
遠慮している2人を見かねたように男が言った。みさとは立ち上がり、2人に見られながらパンティーを脱いだ。再び椅子に座り脚を開く。全てが丸見えになった。
「これ使って下さい」
と男がパーカーの男性にバイブを渡しながら言った。
「入れちゃっても大丈夫ですから」
まるでみさとの事を支配しているような口振りだ。でも、嫌悪感はない。支配され奴隷のように扱われる事に、みさとは喜びを感じてしまう。女ってそういう生き物なのだ、とみさとは思う。それともみさとだけだろうか?
「オチンチン舐めたいんじゃないの?」
男が言った。
「はい。舐めたいです」
「じゃあ、舐めさせてもらいなさい」
「はい」
みさとはパーカーの男性に言った。
「すみません。オチンチン舐めさせて下さい」
「えっ!マジっすか?生のままっすか?なんかで拭きます?」
「大丈夫です。そのままでいいです」
つづく