トランキライザー
「トランキライザー」
先週、みさとは奇妙な体験をしてしまいました。就活で広島へ行くため、新幹線に乗りました。
複数の会社面接のため3泊の予定でした。朝一の新幹線はびっくりするくらい満席。二人掛けの席の窓側に座っていたら、後からみさとの横に出張っぽい雰囲気の外人のオジサンが来て、座るなりノートパソコンを取り出して仕事を始めました。
昼から会社に行くため、リクルートスーツに白のハーフコートを掛けて座っていたら、唐突に話しかけられました。
「Do you have job hunting? Where do you go?」
面接を控え精神が緊張してたのか、反射的に「oh! Hiroshima」とちょっと大きな声で答えてしまいました。
「Oh, Jub interview.」と言ってニコッと笑ってくれました。昔、人事で採用担当をしてたのでちょっと気になったそうです。話の流れで、昨日ほぼ徹夜でESを書いていたのでとても眠く寝過ごすのが怖いんですと話したら、途中からタスマニアなまりの日本語になって
「あーそうですか。私・・それより・・少し先の新広島だから着いたら起こしてあげるよ」
と不自然なイントネーションで言ってくれました。
ちょうどその時、車内販売が通ったのでコーヒーまでご馳走になっちゃいました。そのときオジサンが何か錠剤みたいなものを出し、
「よかったら、私が飲んでるサプリメントだけど飲んでみる?ほんと疲れが取れるよ」
と言われ、完全にオジサンを信用していたみさとは、「じゃあ少しだけ」とその錠剤を受け取ってしまいました。
突然、オジサンの携帯が鳴り、そのままデッキの方に行ってしまいました。帰ってきてから一緒に飲もうかなーと思ったのですが、しばらく戻ってくる気配がなかったので、お先にコーヒーと一緒にその錠剤を飲んじゃいました。
これがトランキライザーの始まりでした。
みさとが錠剤を飲んで5分くらいしてからオジサンが戻ってきました。すぐパソコンを取り出しメールをしているようです。なんだかだんだん眠くなり始めました。昨日徹夜したからかなっと思ってる間に回りの景色が消えてゆくように暗くなりました。
・・・・・・・
肩をトントン叩かれ、目を開けると車掌さんらしき制服を着た人が。
「お客様、終点ですよ!」
「えっ、博多…!」
びっくりして立ち上がった瞬間、タイトスカートが足元に落ち、パンストの前には大きな穴が開いていてアソコやヘアが丸見え状態でした。ブラウスのボタンは引き千切られ、ブラもありません。オッパイは見えないものの、あられもない姿を車掌さんに見られてしまいました。
「痴漢されたんですね!被害届を作りますので、事務所まで!」
と言われたあとはもう頭が真っ白。すぐさま広島に戻りたかったので、
「もういいです…」
と断って反対方向の電車に飛び乗りました。
調べたら、履いていたパンティだけじゃなく、着替えの下着類やパンスト、キャミまで全部バッグから消え、代わりに財布の中に5万円入っていました。なんとか時間ギリギリに面接予定の会社に着いて、ノーパンノーブラで面接をうけました。パンストも買い換える時間なく丸出しで・・・
面接官から見えてないか超緊張しての体験、見られてるかもしれないドキドキ感でアソコがグチョグチョになり、面接中に軽くイッてしまいました。
後でケータイを見たら、指がアソコやお尻に入れられてるところと、オチンチンらしきものを咥えている自分の横顔の写真が保存してありました。夜になり、下着一式を買い揃えたあと、ビジネスホテルでその写真を見ながら一人Hで昇天。就活はもうボロボロでした。 トランキライザー恐るべし。
みさとの創作意欲が高まりますので日記がおもしろかった時はたくさんの拍手をお願いいたします。
先週、みさとは奇妙な体験をしてしまいました。就活で広島へ行くため、新幹線に乗りました。
複数の会社面接のため3泊の予定でした。朝一の新幹線はびっくりするくらい満席。二人掛けの席の窓側に座っていたら、後からみさとの横に出張っぽい雰囲気の外人のオジサンが来て、座るなりノートパソコンを取り出して仕事を始めました。
昼から会社に行くため、リクルートスーツに白のハーフコートを掛けて座っていたら、唐突に話しかけられました。
「Do you have job hunting? Where do you go?」
面接を控え精神が緊張してたのか、反射的に「oh! Hiroshima」とちょっと大きな声で答えてしまいました。
「Oh, Jub interview.」と言ってニコッと笑ってくれました。昔、人事で採用担当をしてたのでちょっと気になったそうです。話の流れで、昨日ほぼ徹夜でESを書いていたのでとても眠く寝過ごすのが怖いんですと話したら、途中からタスマニアなまりの日本語になって
「あーそうですか。私・・それより・・少し先の新広島だから着いたら起こしてあげるよ」
と不自然なイントネーションで言ってくれました。
ちょうどその時、車内販売が通ったのでコーヒーまでご馳走になっちゃいました。そのときオジサンが何か錠剤みたいなものを出し、
「よかったら、私が飲んでるサプリメントだけど飲んでみる?ほんと疲れが取れるよ」
と言われ、完全にオジサンを信用していたみさとは、「じゃあ少しだけ」とその錠剤を受け取ってしまいました。
突然、オジサンの携帯が鳴り、そのままデッキの方に行ってしまいました。帰ってきてから一緒に飲もうかなーと思ったのですが、しばらく戻ってくる気配がなかったので、お先にコーヒーと一緒にその錠剤を飲んじゃいました。
これがトランキライザーの始まりでした。
みさとが錠剤を飲んで5分くらいしてからオジサンが戻ってきました。すぐパソコンを取り出しメールをしているようです。なんだかだんだん眠くなり始めました。昨日徹夜したからかなっと思ってる間に回りの景色が消えてゆくように暗くなりました。
・・・・・・・
肩をトントン叩かれ、目を開けると車掌さんらしき制服を着た人が。
「お客様、終点ですよ!」
「えっ、博多…!」
びっくりして立ち上がった瞬間、タイトスカートが足元に落ち、パンストの前には大きな穴が開いていてアソコやヘアが丸見え状態でした。ブラウスのボタンは引き千切られ、ブラもありません。オッパイは見えないものの、あられもない姿を車掌さんに見られてしまいました。
「痴漢されたんですね!被害届を作りますので、事務所まで!」
と言われたあとはもう頭が真っ白。すぐさま広島に戻りたかったので、
「もういいです…」
と断って反対方向の電車に飛び乗りました。
調べたら、履いていたパンティだけじゃなく、着替えの下着類やパンスト、キャミまで全部バッグから消え、代わりに財布の中に5万円入っていました。なんとか時間ギリギリに面接予定の会社に着いて、ノーパンノーブラで面接をうけました。パンストも買い換える時間なく丸出しで・・・
面接官から見えてないか超緊張しての体験、見られてるかもしれないドキドキ感でアソコがグチョグチョになり、面接中に軽くイッてしまいました。
後でケータイを見たら、指がアソコやお尻に入れられてるところと、オチンチンらしきものを咥えている自分の横顔の写真が保存してありました。夜になり、下着一式を買い揃えたあと、ビジネスホテルでその写真を見ながら一人Hで昇天。就活はもうボロボロでした。 トランキライザー恐るべし。
みさとの創作意欲が高まりますので日記がおもしろかった時はたくさんの拍手をお願いいたします。