美里のオナニー日記

　「オナニーの有用性について」


　オナニーの体力消費


　有名な俗説として、一回の自慰はおよそ100メートルの短距離走と同じくらいの体力を消費するという話がありますが、人によって疲労感はそれぞれであり、正しいとは言い切れません。

　また、米国のある学者が研究したところによれば、一回の性交で男女ともオーガズムに達した後の疲労度は、男子の場合100メートルを疾走、女子は50メートルの散歩程度に相当すると2000年に入ってから日本のテレビで報道されていました。



オナニーに関する迷信


　2003年に出版された女性科学研究所の著書では、オナニーという行為により、知力低下、疲れやすくなる、肺病にかかりやすい等とする説は、数十年前まで信じられてきたものの、何の根拠もなく、子供が痴態にふけるのを防ぐための迷信であると発表されました。


オナニー行動


　オナニーは、老若男女を問わず見られる行為ですが、特に性的欲求の高い第二次性徴期から結婚前の若者によく見られます。

　第一次性徴期であってもオナニーは多く見られます。女児では、手で性器を刺激するほか、机の角に性器をこすりつけたり布団をはさんだりしています。

　男児では、手で刺激するほか床にこすりつけたりし、行為次第では男児女児ともオーガズムが得られることもあります。このオーガズムは成人と変わりないのですが、男児では精子が生産されないために、女児のように性器の律動運動のみが観察されます。

　オーガズムを得る年齢はキンゼイらの報告によれば1歳未満でも習得可能であることが示されており、別の研究者によれば女の胎児が胎内でオーガズムに似た行動を観察したという報告もあります。

　幼児期のオナニーは、成人にあるようなエロティックな興奮は少なく、たいていは性的刺激が気持ちよくて行為を繰り返してしまう（とくにオーガズムを経験した場合）というものであり、心配するようなものではありません。

　オナニーは病気でもなく害もないのですが、慎むべきものとする風潮が以前はありました。しかし、現在の性教育では、過剰な性欲を解放する手段、成人になってからの性交に備えてのトレーニング、自分の身体に親しむ行為、といった肯定的にとらえる傾向に変わってきています。男性では射精を伴うことから、オナニー後にかなりの疲労を覚えます。

　オナニーは一人で行う行為であるので、他人から干渉を受けないように一人になれる場所で行うのが通常です。そのため他人のオナニーを目にする機会はあまりないので、それを見てみたい・見せたいと思う人もあり、アダルトビデオや「美里のオナニー日記」もそうしたジャンルのひとつとなっています（笑）

　また、夫婦やカップルにおいては、性行為時のひとつのバリエーションとして互いにオナニーを見せ合う（「相互オナニー」「相互観賞」等という）ことも行われています。

　さらには、男性客のオナニーを女性店員に見せるオナニークラブ（オナクラ）と呼ばれる風俗店もあります。

　これで、オナニーのお話はおわりです。